ボールを池に打込んでしまった場合、ウォーターハザードで1打罰になります。
この3つの対処方法が一般的です。これはウォーターハザードの対処方法で黄色杭で境界を決めてあるときです。赤杭で境界を区切ってある場合は、これに加えて別の対処方法を使えることがあります。赤杭はラテラル・ウォーターハザードといってボールが池を横切った地点の後方線上が取れない時の対処方法と覚えておきましょう。
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ボールを打ち込んだショットを1打目とすると、ウォーターハザードで1打加え、次のショットが3打目になります。 人間の心理としてできるだけピンに近づいて打ちたいものです。そのときはピンとボールが池を横切った地点を結んだ後方線上でドロップしてプレーをすることになります。
池ポチャを打った場所のできるだけ近くから再開したとしても上記と同じく3打目です。
もうお分かりかと思いますが、2打目を池に入れてしまったときは、ウォーターハザードの1打を加え、次のショットが4打目になります。
池に入ってしまうとどうしても池が気になってまた池に入れてしまうことってよくあります。たとえば、2打目を池に入れたとき次のショットが4打目ですよね。その4打目をまた池に入れてしまった場合は、ウォーターハザードの1打を加え、次のショットが6打目になります。
池ポチャで打てるような状況になるのは稀です。ただし、基本はあるがままです。打てるのであれば打っていいのです。
ウォーターハザードに入った球の救済・処置については最初にお話した通りいくつかの方法があります。その中の1つについて解説します。
[26-1b]「ホールと、初めの球がウォーターハザードの限界を最後に横切った地点とを結んだ線上で、そのウォーターハザードの後方に、球をドロップ。この場合には、ウォーターハザードの後方であればいくら離れても距離に制限はない」
とルールブックには書かれています。ルールブックというものは難しいですね。イラストを参考にしてください。ホールとは一般的にはボールを入れるカップのことです。正式にはホールと呼ばれています。
池を最後に横切った地点がイラストでは赤色の「×」で示しています。それとカップを結んだ後方線上であれば、どこにドロップしてもよいということです。そこからプレー再開です。
球が池に入ったけど、後方線上にドロップしてプレーするところが無いこともあります。大きな池があるときなど度々遭遇するはずです。そんなときの救済としてラテラル・ウォーターハザードがあります。ラテラル・ウォーターハザードは赤杭や赤の線が引いてあります。
池を最後に横切った地点から2クラブレングス以内にドロップ。もしくは池を最後に横切った地点の対岸で同じ距離のところで2クラブレングス以内にドロップすることになります。
池には入れないことが一番いいのですが、プレーをしているとそういうわけにもいかず、初心者であればなおさらです。初心者にアドバイスするとすればたくさんボールを持って行ってください・・・ということくらいです。