いよいよ初ラウンドです。ゴルフコースの素晴らしい景色に圧倒されていると思います。しかし、それもここまで。あとは景色を見る余裕さえ無くなるからです。初ラウンドはできるだけ周囲に迷惑をかけないことを心がけることと、「キレない」ことです。
腹立たしいことがあってもそれは自分の責任です。キャディさんや同伴者のせいにしたり、プレーが雑になったりすると周りが気を使います。気持ちはわかりますが、必ずあとで後悔するものです。これはゴルファーであればほとんどの人が経験していることです。そうならないためにもどんなことが起きても心穏やかにして臨みましょう。初心者ゴルファーにとってこのことが一番重要なことです。
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ゴルフ場へ到着するのは最低でも一時間前くらいには入りたいところです。前日は早めに就寝。深酒も禁物です。興奮して眠れなくても布団に入る、うとうとするくらいでも寝たことになります。ゴルフでは睡眠がとても大切です。
車で来たのであれば、キャディバッグを預けます。フロントへ向かい予約していた内容を確認すると同時に名前を書くことで「カード」を手渡されます。今日一日使うことになるロッカーのキーが付いていたり、中にスコアカードが挟んであったりします。場合によってはその日使えるクーポンを貰えることもあります。
コースに入ると基本的に現金を使うことなくこのカードにつけて最後に精算することになります。財布や貴重品などは所定の保管庫へ入れましょう。コンペなどでたくさんのお金を預かった場合はフロントにいって預かってもらいましょう。
ゴルフ場にも打ちっぱなしがあるところも多くあります。練習するつもりで行くのであれば、早めにゴルフ場に到着したいところです。
打ちっぱなしを利用するためにはスタート室(マスター室)でコインをもらって向かいます。一般的なゴルフ練習場と違ってボールの数が少ないこと、ボールが飛ばないこともあります。
打ちっぱなしで練習はしないとしても、パッティンググリーンでパットの練習はできるだけ行いましょう。その日のグリーンと同じようにセッティングしてあります。初心者のころはなかなかパッティングの練習をする機会が少ないはずです。できるだけスピードに慣れておくことがいいでしょう。
スタート時間や練習時間などあり、スタート時間5分前にはスタートホールで前組のティーショットを待っておきましょう。その時間にキャディさんがゴルフクラブの本数や名前の確認などを行ないます。スムーズに進行するための基本です。その際、「初心者」であることをキャディさんに伝えておきます。キャディさんもそのつもりで接していただけるので分からないことはキャディさんか同伴者に恥ずかしがらずに聞いてください。
いよいよラウンドです。ミスもたくさんでるはずです。初ラウンドは記憶がないということがよくあります。焦って、走って・・・と大変です。でもグリーン上では走らないようにしましょう。
基本的にラウンドは前半の9ホール終了後、昼食をとって後半の9ホールに向かいます。9ホールをハーフといい前半のハーフといいます。ハーフの途中で茶屋がありますので、ジュースなどを購入したり、トイレを済ませたりします。茶屋はOUTコース・INコースどちらにもあります。
昼食をとることなく18ホールそのままラウンドすることをスルーといいます。ゴルフ場の進行状況によってはスループレーでラウンドすることも可能なときもあります。
最後のホールをホールアウトしたら速やかにグリーンを後続の組に空け、クラブハウスに戻ります。キャディバッグの中のゴルフクラブの本数を確認します。
この日一日お世話になったキャディさんにお礼を言って、みんなでスコアを再度確認したいところです。もしもコンペなどに参加しているのであれば、ここでスタート室にスコアカードを提出しましょう。
お風呂に入ったり、レストランでお茶したり、今日の反省をする時間になります。
フロントで最初に貰ったカードを返して精算することになります。所定の場所でキャディバッグを受け取って安全に帰りましょう。
以上です。